素人目には、全く判らない、水素水その何には、活性化水素水と呼ばれるものもあります。活性水素水は、主に電気分解で作られる、水素水で、水素水サーバーのほとんどが、この電気式を採用しています。

活性化水素水とは

活性化水素水

活性化水素水や水素水については、学術的な定義等は、ありません、もともとは、九州大学の白畑教授が、米国の科学雑誌BBRCに投稿した、「電解還元水の活性酸素類の消去及びDNAの酸化損傷からの保護作用」という論文において、活性水素という言葉が初めて出て来たとされています。

論文のポイントとしては、

  • 活性酸素は体内を酸化して、様々な疾患、老化現象を引き起こす。
  • その活性酸素を除去できる理想的方法として、活性水素がある。
  • 活性水素は、電気分解によって、還元水中に発生する。
  • 水の中のミネラル分が電気分解によって、還元力のあるナノコロイドとなる。
  • ナノコロイドによって電気分解した水は還元水となる。
  • 還元水には、強い抗酸化作用があり、比較的、安定している。
  • 抗酸化作用は水素分子では無く、水素原子(原子状水素)によるものである。

こんな処でしょうか。

もともと、水素分子では、無く、水素原子(活性水素)と呼んでいる理由は、DPPH試薬による実験で、紫色の試薬が透明になるからとの事です。DPPH(ジフェニ ルピクリルヒドラジル)は活性酸素では、ないですが、不対電子をもっているもので、抗酸化力のあるものと結合する事で透明になるのですが。水素分子では反応せず、活性水素のみに反応する事から、電気分解法で作った水素水は、活性水素が存在しているという事で活性化水素水などと呼ばれているのです。

活性酸素とは

活性酸素は、人が生命活動をする上で、呼吸をしますが、呼吸によって取り入れた酸素の約2%をミトコンドリアが副生成物として、活性酸素を作り出します。活性酸素は、すべて悪いものと思われがちですが、実は白血球やNK細胞が免疫力として使用するもので、人に取って活性酸素は、無くてはならないものです。

しかし、通常ミトコンドリアから生成する活性酸素、スーパーオキシドは、体内の反応で、酸化力の強い、過酸化水素やヒドロキシルラジカルになります。

過酸化水素は、薬局でよく売られている過酸化水素水(オキシドール)と同じもので、殺菌剤として使われますが実は体内にも同じものが、発生しているのです。また、ヒドロキシルラジカルは、悪玉活性酸素と呼ばれ、活性酸素なの中で酸化力が非常に高い事で、自分自身の細胞、DNA、ミトコンドリアなどを、酸化損傷させてしまいます。実はこの悪玉活性酸素 ヒドロキシルラジカルが、数々の病気の原因となっているのです。

活性化水素水については否定?

現在、水素水の第一人者である、太田教授は、活性水素水の存在に対しては、否定的に聞こえるが、見解としては、よく判らない、判断出来ないとしている。太田教授は、どちらかというと水素分子を水に溶かした、水素水のため、一般的に分子状水素水とも呼ばれています。

否定的な理由として、活性水素の半減期の問題です。活性水素は、反応性が高く、もともと0.3秒程度しか存在出来ない物質で、それが維持出来ている処に疑問があるとの事で、また、分子状水素水であっても、体内で、活性酸素の除去しているという理由から、活性水素については、詳しくは調べていないのが現状と思われます。

太田教授のブログを見ても、否定こそしていないが、肯定もしていない状況です。

実は、水素 水 ニセ 科学などと言われる理由としてこんな処にあるようです。

活性化水素水は、アルカリイオン水?

水素水をつくる事の出来る水素水サーバーは、現在大きく2つの種類に分けられます。ひとつは、水素ガスを添加する、気体過飽和法と水を電気分解する事で作られる電気分解法です。

電気分解法については、1950年頃にシンノオル液として、アルカリイオン水は発売されています。92年に厚労省によって「胃腸症状の改善」の効能があるとして、医用機器として認定されていましたが、原理等は、全く判っていなかった。

当初は、pHが、高くなり、アルカリ性になる事が、健康に良いとされていましたが、電気分解されて出来るもうひとつの水素が健康に深く影響する事が判り現在は、水素水と呼ばれているのです。

活性水素水は、お風呂でも利用可能

現在非常に注目を浴びているのが、水素水お風呂です。

水素水風呂は、水素発生器をお風呂に沈めて、お風呂全体を水素水に変えてしまう事で、肌から直接、水素を吸収するだけでは無く、湯気とともに、揮発した、水素によって、肺からも吸収するアンチエイジング方法で、水素水を飲むよりも、効果が高く、その効果は、100倍近いと言われています。

藤原紀香、愛之助夫婦の披露宴で、引き出物として、水素水風呂マルーンを配ったのも記憶に新しいかと思いますが、アトピーなどの皮膚疾患や、紫外線対策などには、非常に優れているものです。

活性水素水の飲み方

活性水素水の飲み方として、正しいのは、新鮮な出来たての水素水を1日かけて飲むという事です。食事時、運動時そしてストレスを感じた時などには、多めに飲むような習慣にすると効果を発揮します。

水素水は、体内での拡散性は高いのは、非常に有名ですが、使われなかった水素は、肌を通して、そのまま、出て行ってしまうのです。最近 認知されてきた、ペットボトルに水素水を入れて、いつの間にか、水素が抜けて、ただの水になってしまうのと全く同じ事が、身体で起こっているのです。

また、水素水は、個人差は、ありますが、3リットル程度を1日に飲む必要があります。また水素水濃度かず濃いから、量を少なくして良いかという事はありません。

水素水は、やっぱり水素水サーバーが良い

水素水を購入する場合、水素水をそのまま購入する人が非常多いです。人気の水素水としては、高濃度ナノ水素水スパシアメロディアン水素水 水素たっぷりのおいしい水新日本水素 クリスタル水素水などがありますが、やはり、1日の量がちょっと少なめな設定となっています。(もちろん個人差がありますので、少量でも効果があります。)

そのため、水素水生成器や還元水素水生成器など呼び方はありますが、水素水サーバーをオススメします。

まとめ

水素水の研究は、九州大学の白畑教授の研究をきっかけとして、スタートしたが、2007年に、太田教授が論文を発表した事で研究が加速度的に増加したが、未だ判らないメカニズムがある。ただひとつ言えるのは、活性酸素の除去については、形態は色々あるが、本物といえます。

参考資料

水素水と活性水素水の違いは?

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